あなたは、英語が出来るようになりたいのに途中で勉強をやめてしまった経験がありますか?
TOEIC600点を目指して勉強を始めたけど、やっぱり無理…と諦めてしまった苦い経験を持っているかも。
私も英語が話せるようになりたいと思ってから、何度も勉強を始めてはやめるという無駄なことを繰り返してきたので、気持ちは痛いほどわかります。
今回は、そんなダメ人間の塊のような私でもTOEIC600点を取ることができた経験を書いていきます。
英語の勉強が続かない日々
頭が悪くて人一倍記憶力もない私にとって、英語の勉強はとても苦しいものでした。
中学1年の春にすでに英語を挫折したので、基礎力がゼロの状態からの勉強は挫折の連続です。
本を何冊も買っては途中で嫌になってやめたり、英会話教室に行っても途中で辞めたりと、どんな勉強法も続けることができませんでした。
そして、毎回挫折をするときに、
「教材が私に合わなかった」
「先生がよくなかった」
「もっと基礎から教えてくれるところじゃないとダメ」
と、自分の外側に原因があることにしていたんですよね。
だから新しい勉強法はないかと探し回っている状況がずっと続いていました。
それでも英語力は少しずつ上がっていった
そんな感じで教材を途中で変えてみたり、急に勉強をしなくなったりとウロウロとしていたんですが勉強は続けたことになっていたみたいで、TOEIC200点レベルから480点までスコアを上げることができました。
ここで気がついたことは、
「続ければなんとかなるのかも」
ということ。
私は今まで続けられたものが何もなくて(勉強でも趣味でも仕事でも)本当にダメ人間でした。
でも、英語だけは途中でやらなくなっても復活して続けていたので、少し前向きな気持ちになれたんです。
あなたは10,000時間の法則って聞いたことありますか?
10,000時間費やせば必ずその道でプロになれるというもの。
この法則には賛否両論ありますが、続ければ必ず努力は報われるものだということがこの英語の勉強によって感じることができたんです。
やると決めたら必ずやる
さて、TOEIC480点を取ってから勉強が続けられるかと思いきや、また挫折した私。
挫折の多さに呆れて「もう英語は勉強しない!」って決めたんですが、なぜか時々襲ってくる「英語ができるようになりたい」という思い。
なんなんでしょうね…。
勉強しようかなーという気持ちがまた出てきたころ、あるブログに
「やると決めたら必ずやる」
って言葉が書いてあったんです。
当たり前のような、どこでも見るような言葉なんですが、私の心になぜかとても響きました。
それと同時に、今までの自分と向き合うことができたんですよね。
私は勉強が続かない理由を自分のせいではなく、外側にしていたということに気がつきました。
- 自分の「やる」という意志が足りなかったこと
- 自分との約束を平気で破りまくっていたこと
- 何でも相手(本でもなんでも)のせいにして自分の悪いところを認めようとしなかったこと
これらを認めたとき、すごいショックと自己嫌悪を味わいましたが、それによってやっと真剣に自分と向き合えるようになりました。
TOEIC600点を取ると決める
TOEIC600点ごときで大袈裟な!って言われそうですが、私にとって600点はひとつの大きな目標でしたので、
「600点を取るまで絶対に諦めない!」
と強く強く決心し、スタディサプリTOEICに申し込んで1年間毎日勉強しました。
時には10分で勉強をやめてしまうこともありましたが、毎日続けたおかげでやっと目標のTOEIC600点を取ることができました。
私のような簡単な英語を見てもまったくわからなかった人でも、続けることで英語を理解することができるようになったんです。
尊敬する人たちは毎日続けていたという事実
私には、尊敬している人が2人います。
ひとりはまめきちまめこさんというネット上で漫画を書いている方と、KayさんというITスペシャリストの方です。
このふたりのブログは毎日必ず見ていて、まめきちまめこさんの漫画では笑わせてもらったり癒されたり、Kayさんのブログでは日々人生について勉強させてもらっています。
内容はもちろん素晴らしいのですが、私が尊敬している大きな理由が「ずーっと毎日同じ時間に必ず記事(漫画)をアップしている」ということ。
1日も休まず、何があっても同じ時間に更新し続けているんです。
毎日同じ時間にアップするという強い意志によって、自分の力になり、それが人の役に立っているなんて本当にすごいなって思います。
英語の勉強には当てはまらないかもしれませんが、私にとって尊敬するふたりが行っている「続けること」が何においても大切だってことを教えてもらっています。
まとめ
もし、まだあなたが600点を越えられなくて悩んでいたら、ぜひ自分にこう言い聞かせてください。
「絶対TOEIC600点を取る!」って。
強く心に決めて勉強を続けることが何よりも大切です。
そして、もうひとつ大切なことは「諦めないこと」。
そうすれば、今まで英語に費やしてきた時間が無駄にならずに自分の糧となりますよ。
苦しくても、わからなくても、とにかく続けていけば必ず600点を超えることができます。
そして、TOEIC600点の壁を越えるころには英語の勉強が楽になっていることに気がつくと思います。
ぜひぜひ諦めないで勉強を続けてください。