TOEICの勉強は進んでいますか。
今日は、私の知り合いでめちゃくちゃ「できる人」に勉強法を聞いてみたので、自分の備忘録として書いておきたいと思います。
この情報は、TOEICの勉強にはあまり関係ないかもしれませんが、文法の勉強や単語の暗記には役立つと思うので必見です!
「できる人」のご紹介
私の知り合いに、簿記1級を独学で3ヶ月で勉強して1発で合格した強者がいます。
現在も働きながら税理士試験の合格を目指して勉強中で、私が心から尊敬している人です。
簿記1級って皆さんご存知ですか。
4科目もある、合格率15%と言われているかなり難しい試験で、TACなどの資格の専門学校で授業を受けるとすると、半年で20万円くらいかかるような部類の資格です。
それを独学で、しかも3ヶ月で取ったなんて本当に信じられないのですが、実際に目の前にいるので、これは勉強法を聞くしかない!と思いインタビューしてみました。
「できる人」の勉強法
では、簡単に勉強法の結論から。
できる人の勉強法
- 教科書を3回転読む
- 教科書を1回転したら問題集を始める→3回転する
- 問題集の3回転目から「間違ったもの」「スラスラ解けなかったもの」に付箋をつける
- 付箋をつけた箇所に対する教科書の章を読む
- 4回転目以降は、付箋がついたものを解く
- 付箋が取れない場合は、その箇所の教科書を読む
- 付箋がすべて取れるまで行う
細かく解説していきますね。
教科書を3回転読む
資格試験の勉強には、アウトプットが大事だという話を聞いたことありませんか。
彼女も最初は問題集ばかりをやっていたんだそうです。
しかし、よく理解しなくても解く手法がわかると解けてしまう問題があることに気がつきました。
それでも解けるからいいのですが、応用が効かなかったり、根本的な理解がないと対応できないことがあると、結局そこでつまづいてしまう。
よって、やはり教科書を何度も読み込むことがまず基本!だと言っていました。
教科書は3回転以上が鉄則で、3回転した後は、問題集で間違えたところやスラスラ解けないところの章を全部読む。
そうすることで根本から理解して、次に問題を解く時に解けるようになる。
もちろん、また次に解いた時に忘れてしまっていることもよくあるので、その場合はまた教科書を読む。
これを繰り返していき、疑問点がない状態まで持っていく。
とのこと。
確かに、問題集ばかりやっていると、解き方だけわかっているのに内容を理解していないことって出てきてしまいますよね。
すると、応用が効かずに、違う問題集では解けない問題が出てきてしまう可能性があります。
よって、教科書の内容を理解することが大事ということです。
問題集は付箋をつけながら解いていく
教科書は大事ですが、もちろん問題集もかなり使い込みます。
問題集も3回転以上が鉄則。
3回転は必ず全部解きますが、3回転目から付箋を貼り始めます。
付箋は2色用意。
ひとつは「間違った問題」、もうひとつは「少しでも疑問があったもの(回答が合っていても)」で色分けをして貼っていきます。
4回転目からは、付箋の箇所だけを解いていき、スラスラ解けるようになったら付箋を外します。
ちょっとでも疑問点があったり、パッとみたときに「うっ」と止まるようであれば、まだその箇所は理解不足になるので、教科書を読み、次の問題集の回転に託します。
これを付箋がなくなるまで行うとのこと。

ここまですれば、その教科の疑問点はなくなり、自信を持って試験に挑めるというわけですね。
話を聞いて思ったこと
私は彼女が頭がいい人だと思っていました。
まあ、実際に良いのですが、
「私は頭が悪いから、何度も繰り返すしか方法がなかった」
と言っています。
凄い人って、もともと凄いのではなく、努力をしたからこそ凄いのだなと彼女の話を聞いて実感しました。
そして、何度も試験勉強をしているうちに、「教科書が大事」ということに気が付いたんだということ。
現在も税理士試験を受けていますが、1級の教科書を読み込んだおかげで役に立っていることもあるのだと思います。
これが解き方だけを勉強していたら、次の勉強に役立たないですよね。
「教科書が大事」という言葉がとても腑に落ちたお話でした。
怠惰な自分と向きあってみる
さて、ここまで聞いて「私もがんばろー」と思った方も多いと思います。
しかし、こういった話を聞くと最初は頑張れるけど、時間が経つと「あとでやろー」という気持ちが出てきて後回し、そして結局諦めてしまうという経験をお持ちの方もいるのではないでしょうか。
怠惰とは「なまけること。なまけてだらしないこと。また、そのさま」を表している言葉です。

そう、こうして「耳が痛い」と思うということは自覚しているということです。
しかし、この自覚が薄い場合もあるんですね。
私の経験ですが、
自分は3日坊主で何も続かない。
だけどそれは、自分に合ったもの、夢中になれるものではないからだ。
よって、また次のことを探そう
これは、つい最近まで私が思っていたことです。
この思考から垣間見えるのは、「自分のせいではない、ただ見つけられていないだけだ」ということ。
ようするに、責任転嫁しているわけですね。
何か物事を始めたとしても、すぐに上手くできたり期待通りにいかないことがほとんどであって、それは続けたり努力したりして先に進んでいけば変わっていくかもしれないのに、怠惰な性格によって続けることができない。
そこを認めないと、なかなか続けることって難しいのではないかと思うんです。
私はこの「自分が怠惰である」ということを強く自覚し、自分の思考を観察するようにしました。
例えば、こうして記事を書いている最中でも「面倒だなー」とか「漫画読もうかな」という思考が芽生えます。

そのまま自分の思考に従うことが簡単なのですが、そこで自分を客観的に見るようにします(これは日々の訓練によってできるようになります)。
すると、「自分は今、怠惰な方に行こうとしているなー。今日はこの記事を一気に書くって決めたよねー」と自分で自分の思考に叱咤激励し、また記事を書くことに向かわせるんです。
この方法が意外と私には合っていて、細かい話ですが家事などにも応用が効くようになりました。
「あとでやろう」とか「面倒だな」と思ったとき、「また怠惰なクセが出てる」と第三者のような自分がコンコンと思考をノックして、自分の怠惰さに気が付いて修正するという仕組みです。
結局、怠惰って他人には直してもらえないんです。
自分で修正するしかない。
それには、客観的に自分を観察して、まず悪いところを認めること(←これ結構大事ですね)、そして随時観察するクセをつけていくこと。
この方法しかないのかなという結論が出ました。
私のように、何かどうしても直したいクセがある方は、ぜひお試しください。
まとめ
ここまで読んでくださってありがとうございました。
どんな勉強にも効く勉強法をお伝えしましたが、最後は精神論的な話になってしまいました。
しかし、資格取得や勉強には大事なことだと思います。
私がTOEICの勉強を続けてこれたのも、結局続けてきたから。
ぜひあなたも勉強を続けて、TOEIC600点を超えてくださいね。
スタディサプリはオススメですよ笑