リスニング勉強法

音読の次はディクテーション!リスニング力を強化してTOEIC600点を取る

あなたはリスニングが得意ですか。

得意であれば、TOEIC600点は目前のところまで来ていますので、ぜひこの記事を読んでさらなるリスニング力アップを目指してください。

もし苦手な方は、先に音読トレーニングをオススメします。

関連記事:なぜ音読がTOEICスコアを上げるのか?初心者を脱却する勉強法は音読が一番である理由

今回は、音読で頭に英語の回路が出来始めた人が、さらにリスニング力を強くするためのディクテーションについて詳しく解説していきます。

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ディクテーションとは

音読トレーニングを続けると頭に英語の回路が出来るので、英語をかたまりとして聞くことが可能になり、リスニングが得意になってきたと実感し始めます。

そうなってきたら、さらにリスニングを得意にするためのトレーニングを行いましょう。

それがディクテーションです。

ディクテーションとは、英語を聞いてそのまま紙などに書き出す練習法。

もちろん1回で全部書けるわけがないので、何度も英文を聞く必要があります。

トウコ
大変そう…

確かに音読よりも地道で時間が掛かるので大変なトレーニングですが、その分効果は絶大なんですよ。

ディクテーションに効果がある理由

では、なぜディクテーションを行うとリスニング力がアップするんでしょうか。

理由は3つあります。

ディクテーションの効果

  1. 集中して聞くことで聞き逃しがなくなる
  2. 英語を推測する力がつく
  3. 単語の音を覚えることができる

ひとつずつ解説していきますね。

集中して聞くことで聞き逃しがなくなる

ディクテーションは、英語を聞きとってそれを文字にしていく作業なので、相当集中して聞かないと書きとることはできません。

適当に聞いているだけじゃ、いつまで経っても穴だらけで英文にならないんです。

ディクテーションを始めてやってみるとわかりますが、今まで端折って聞いてきたことがよくわかります。

書き取らなきゃいけないから集中して聞くことができ、単語の聞き逃しが減ってくる効果があります。

英語を推測する力がつく

最初はとにかく聞き取って書くことが、ディクテーショントレーニングの一番の目的ですが、慣れてくると英語を推測することができるようになります

全部聞き取れなくても、次にこの単語がくるってことがわかるようになるってことです。

日本語でもそうなんですが、全部聞き取れているわけではなくて、文法や文脈から推測している部分もあるんですよね。

それは英語も同じで、英語だから全部聞き取れないとって思う必要はなく、音読で英語の回路が頭にできてくると、この推測もどんどんできるようになります。

よって、ディクテーションでもその力がさらにつくというわけです。

単語の音を覚えることができる

英語は、リーディングの力も必要ですが、ディクテーションを行うことにより、リーディングの力もつけることができます。

なぜなら、音を聞き取って書きとるので、音と目でみる文字が一致して読むこともできるようになるというわけです。

また、聞き取れなかった単語があったとしても、最後に答えを読んで「あーこれなんだ」という「アハ体験」をすることで、さらに覚えることができる利点もあります。

文法にも役立つディクテーション

実は、ディクテーションはリスニング力アップだけではなく、文法の勉強にも役立ちます。

私は文法が特に苦手だったんですが、文法を知っていると、先ほど理由の中で話した「推測」をすることができるんですよね。

しかし、文法がわからないと推測さえすることができません。

ずっとディクテーションをしていると、文法を知りたくなるというか、これって次に何の単語がくるんだろうと考えるようになります。

最後に答え合わせをするわけですが、何度聞いても聞き取れなかった単語を見たとき、ここの単語の品詞はなんだろう?とか、この形容詞は何を修飾しているんだろうと考えるようになります。

よって、文法を知りたいと思うキッカケにもなるという2次的効果もあるのがディクテーションです。

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とにかくディクテーションがオススメ

色々と書いてきましたが、とにかくディクテーションをやってほしい!と言いたいだけなんです(笑)。

英語が苦手で全くできなかった私ですが、音読トレーニングで英語に慣れ、厳しい英会話教室の先生から言われてディクテーションを行ったおかげでリスニングは得意(私のレベル内で)になりました。

音読も大切ですが、音読だけでは聞き取れなかった音が聞き取れるようになったのはとても大きかったんです。

私はディクテーションをがんばったことにより自信がつき、実際に聞き取りが上達したので、TOEICの試験でもリラックスして受けることができるようになりました(リスニングだけだけど…)。

集中力アップ効果もあった

また、私は集中力が人よりかなり欠如していました。

音読トレーニングをしていても、時々思考がどこかへ行ってしまっていることがあったんです。

どういうことかというと、目で英語を追い、口から英語で音を出しているにも関わらず違うことを考えているという、ありえないことが起こっていました。

あなたにも、本を読んでいても内容が頭に入ってない経験ありませんか?

音読も慣れてくると、英語を口から出していてもそんな裏技みたいなことも可能になってくるんです。

しかし、ディクテーションは他のことを考えている余裕はありません。

とにかく聞き取らないと埋められないので、聞くことに集中することができました

そして、何度も何度も聞いているうちに、不思議と耳に入ってこなかった音が聞き取れるようになるんですよね。

トウコ
毎回感動してました!

そして、効果が実感できるとやる気にも繋がるため、勉強を続けることができるという効果もあるんです。

初心者はリスニング力を鍛えることが絶対近道

英語が大嫌いだった私の経験上、とにかく苦手なものを勉強するってことがいかに大変かはよーくわかります。

でも、

TOEIC600点取らなきゃいけない…
やらなきゃいけない…

と焦ったあなたは、いきなり参考書で勉強を始めたり、暗記が苦手なのに単語帳で単語を覚えてみたりしていませんか。

確かに単語も覚えなきゃいけないし、文法は参考書で学ぶのが一番いいんですが、英語が苦手な私たちが考えなきゃいけないのは、とにかく勉強を途中で諦めてしまうことを避けること。

そのためには、勉強の中でも比較的楽しい(すごく楽しいとは言えないけど)音読とディクテーションから始めることをオススメします。

英語に慣れさえすれば、だんだん勉強が楽しくなってくるし、文法も単語もやっていこうかなって思う日が必ずくるのでぜひ試してみてください。

英語の勉強を続ける方法を考えてほしい

これは、何度も勉強を止めることを繰り返してきた私の経験から言えることです。

続けてさえすれば、私のようにTOEIC200点レベルだった中学1年で勉強をしなくなった、英検3級の面接で落ちたひどい人でも、TOEIC600点を越えることができるんです。

あなたは私よりも絶対に上にいるし出来ます。

自分が続く方法を見つけて、そして途中で止めることのないように勉強法を選択してください。

途中でやめてしまう弊害は意外と大きくて、勉強したものは蓄積されているものもありますがやはり戻ってしまうんです。

例えばせっかく10進んだとしても、一度やめてしまうと5戻ってしまう。

そのまま続ければ10から15,20…と進めたのに、勉強を止めてしまうと忘れてしまい、また5の分を覚え直さなきゃいけないんです。

だから、とにかく途中で諦めないことを目標に、まずは音読とディクテーションでリスニング力からつけていきましょう。

ディクテーションの方法

ディクテーションは、英文を耳から聞き取って書いていくこと。

ただこれを繰り返すトレーニングです。

私がこのディクテーションを行なっていたとき、スタディサプリのような便利なアプリはなかったので、電車で小さなノートにひたすら書いていました。

英会話教室で録音した先生の会話をある程度の長さまで聞き、いちいち手で戻して何度も聞いていました。

この「手で戻す」って行為がかなり面倒だったので、いつもイライラしながらディクテーションしていたのを覚えています。

その後、スタディサプリTOEICを1年使ってきましたが、繰り返し機能のおかげで音読とディクテーションのトレーニングが本当にやりやすくて感動しました。

最初は簡単な文章から始めよう

ディクテーションをまだやったことがない方には、とにかく簡単な文章から始めることをオススメします。

TOEICを受ける場合はTOEICの問題でトレーニングすると一石二鳥です。

TOEICの問題の中で簡単といえば、もちろんPart1ですよね。

スタディサプリTOEICにはPart1の問題にもディクテーション機能がついています。

Part1の問題は短いし簡単な文章が多いし、同じような文章が4つ続くので最初のトレーニングにはもってこいです。

スタディサプリ TOEICの関先生が解説動画で言っていた「進行形:beign」と「受動態:been」の聞き取りの練習にもなりますよ。

Part1で慣れてきたらPart2、Part3と進めていき、ぜひリスニング力をアップさせてほしいと思います。

まとめ

TOIEC600点を取るためには、まずリスニングのスコアを上げることが近道です。

そのために音読とディクテーショントレーニングを行うことをオススメします。

この音読で英語に慣れ、ディクテーションでさらに英語の音を聞くトレーニングをすることでリスニングのスコアが上がります。

私はあまり単語を知らなかったんですが、このトレーニングのおかげでリスニングのスコアはある程度取ることができました。

もちろん600点を取るためには単語や文法も必要になってきますが、とりあえずリスニング力をつけることを優先してみましょう。

リスニングにはスタディサプリTOEICのアプリがとても使いやすいのでオススメです。

今なら7日間無料ですべての機能が試せますので、ぜひリスニングトレーニングの使いやすさを実感してみてください。

 

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