このサイトに訪問してくれているということは、あなたはきっと英語が苦手でなおかつ勉強が苦手だと感じているはず。
だけど、英語が必要だと感じているか、もしくは仕事のためにやらなきゃいけない状況かもしれません。
そんなとき、ついいろんなサイトや勉強法の書籍を見て回っては「あれがいいかも、これがいいかも」と悩んでいる時間が多くなっていませんか。
今回は、初心者の方が陥りがちな「勉強法ジプシー」についてと、TOEIC600点に必要な「決めること」について書いていきます。
TOEIC600点を目指す初心者が陥りがちな勉強法ジプシーとは
勉強法ジプシーとは、勉強する方法を次々と変えてしまうこと。
例えば、あるブログを読んでこの方法がいいよ!と言われてたらやってみる。
でも他のブログではこっちがいいって言ってたなと、今までの方法をやめて違う勉強を始めてみる。
これを繰り返してしまうことです。
もちろん私も勉強法ジプシーでした。
勉強が超苦手だったので、文法が大事と聞いたら本を買ってはやめ、単語が大事と聞けば単語帳を買っては途中でやめるという状態を繰り返していました。
特に文法は、途中までは簡単なので理解できるんですが、進むにつれて難しくなると嫌になってやめてしまい、また新しい本を買うので、最後まで読んでいない本が山積みになっているという始末。

これでは、一向に英語力がつくわけもなく、ただお金と時間を垂れ流しているだけでした。
とにかく勉強法を決めることが大事!
TOEIC470点のときに「このままジプシーのままだとマズい…」とやっと気がつき、スタディサプリTOEICだけで勉強することを決めました。
この「勉強法を決める」ってことがめちゃくちゃ大事だったんです。
人間の脳の機能として、決めたことを重視するというものがあります。
脳は、決めてあげないと前に進むことができません。
自分で「これだ」と決めてあげないと、何をしていても永遠と疑問を心の中で繰り返すことになり、今やっていることも中途半端になってしまいます。
「この勉強法ってどうなのかなぁ…」
って疑問に思いながら勉強していると、難しい問題に当たった時に、
「やっぱりダメだ!他の勉強法にしよう」
と諦めてしまう可能性が高くなります。
すると、結局自分がわかるところだけを勉強することになってしまい、成長することがないんです。
これって、1人で勉強していると陥りがちなことなので注意が必要な部分ですよ。
でも「この勉強法にしよう」と決めていれば、多少難しくても、わからなくても決めたんだから信じて進むしかありません。
勉強を続けていて思ったんですが、進めていくとその時わからなかったものがわかっていくこともあります。
あとで見返してみると、そういうことかって解ることがあるんです。
ですから、途中でやめることなくひとつのことを続けていくべき。
脳のパフォーマンスを最大限に活かすためには、勉強法をこれにすると決めることが大事です。
勉強法を決めるにはどうしたらいいの
では、自分に合った勉強法を決めるには、どうしたらいいんでしょうか。
これにする!と決めた勉強法が合っていない場合もあるので、ここは慎重に考えていく必要がありますが、時間を掛けすぎないようにしましょう。
ここで、私の例をご紹介しますね。
TOEIC470点のとき、これから自分が強化しなければいけないのは「文法」と「単語」と「長文」だということを認識しました(リスニング以外全部ってこと)。
これからどうやって勉強していくかを考えていたとき、スタディサプリTOEICの広告をみたので試しに1週間やってみたところ、関先生の動画講義が面白くてハマってしまいました。
参考書を1人で読み進めるのは無理だと実感していた私にとって、動画でわかりやすく解説してくれる(しかも1本が短い)関先生は、救世主的な存在に見えました。
そして、
「スタディサプリTOEICを使ってTOEIC600点を取る」
と決め、そこからはほとんど毎日勉強することができ、本当に600点を取ることができました。
そして、スタディサプリを1年間使ったのちに解約。
その後は公式問題集だけで勉強することを決め、半年後に660点を取っています。
このように、勉強法を決めて続けていけば、私のような勉強が苦手な頭の悪い人でも600点を越えることができるんです。
ぜひ、ご自分に合った勉強法を見つけてそれをやると決めてください。
そうすれば、必ず600点の壁を越えることができます。
まとめ
今回は、精神論的な記事になってしまいましたが、結構大事なところだと思います。
しつこくこのブログで言っていますが、勉強を続けることが一番のTOEIC攻略法です。
もし、あちこち勉強法を変えたとしても、勉強を続けていればいつか600点を越えることができるかもしれませんが、やはりひとつに決めて脳に「これをやる」と宣言してしまうと、さらに近道になります。
ぜひ勉強法ジプシーを卒業して、TOEIC600点の壁を超えてくださいね。