「勉強してるけど、なかなかTOEIC600点までいかない…」
「TOEIC600点って簡単だと思ってたけど、全然取れない!」
TOEICを勉強していても、目標になかなか到達できないのは辛いですよね。
TOEIC600点は「英語の基礎が理解できている状態」といわれていて、英語をマスターするために最低限必要なスコアです。
しかし、300点〜500点台から抜け出せず、悩んでいる方も多いのが現状です。
管理人の私も、スコアを上げることがなかなか出来ずにいました。
しかし、勉強時間を確保し、また自分に合った方法で勉強することで、TOEIC600点を取ることができたんです。
TOEICは、勉強を続けていけば必ずスコアがアップするテスト。
ですから、自分に合った勉強法で勉強を続けて欲しいと思います。
今回は、私と同じようにスコアが伸び悩んでいる方に、ぜひ見直してほしい5つのことを紹介していきます。
もくじ
勉強に行き詰まったときに見直すべき5つのこと
TOEIC600点は、勉強を続けていれば必ず取れるスコアです。
実際に、全く英語ができなかった管理人の私でさえ、時間は掛かったけど取ることができました。
ですから、もし勉強をしているのになかなかTOEIC600点に達しない場合、何が悪いのかを考える必要があります。

そこで、何度も挫折を繰り返して苦しんできた管理人が、5つにまとめてみました。
ぜひ参考にしてください。
行き詰まったときに見直す5つのこと
- 勉強時間は足りているか
- 自分に合った方法で勉強しているか
- TOEIC対策に有効な勉強をしているか
- 問題を解いたあと復習をしているか
- 毎日少しでも英語に触れているか
詳しく解説していきますね。
1.勉強時間は足りているか
TOEIC600点がなかなか取れない人は、勉強時間が圧倒的に足りていません。
TOEIC600点というスコアは、満点である990点からすると大した点数じゃないと思われがち。
だから、
「ちょっと勉強すれば取れるんじゃないの?」
となめてかかり、撃沈して落ち込んで勉強をやめてしまうということがあります。

でも、TOEIC600点は基礎ができた状態を示すスコアなので、しっかり勉強しないと取れないようになっています。
よって、テクニックや攻略をマスターしてもTOEIC600点を取ることはできません。
実際に、新しくなったTOEICの試験(2016年5月から)では、攻略法やテクニックで解ける問題が少なくなっています。
ですから、しっかり勉強時間を確保して、基礎を身に付けていく必要があるんです。
例えば、管理人の私は勉強が嫌いだったので、
「勉強をしなくてもスコアが取れたらいいな」
と、テクニックの本や攻略法ばかり読んでいました。
しかし、結局スコアは伸びず、英語も身に付かず、ただ時間を無駄にしたという経験があります。

確かに勉強は辛いので、楽な道を通りたい気持ちはよくわかります。
でも、語学を習得するには楽な道なんてないんです。
よって、TOEIC600点を超えたいのであれば、勉強時間をしっかり取ることが必要です。
「短時間で簡単に取れる」という謳い文句は無視ですよ!
そして、勉強時間を増やすためには、本気で勉強する覚悟を決める必要があります。
なぜなら、覚悟が決まれば、勉強時間は必ず取れるようになるからです。
あと何時間勉強すればいいのかを知る
勉強を始める前に、あとどのくらい勉強すればいいのかを確認しておきましょう。
そうすることで、試験日までに必要な1日の勉強時間がわかり、計画が立てやすくなります。
1日に必要な勉強時間を計画する
- TOEIC600点までの必要な勉強時間を確認
- 受験日を決める
- 1日の勉強時間を算出
具体的に解説していきます。
1.TOEIC600点までの必要な勉強時間を確認
TOEICのスコアを持っている方は、以下の表から必要な勉強時間を算出します。
まだテストを受けたことがない方は、TOEIC実力診断ミニテストを受けてみるのもオススメです(メール登録が必要)。
TOEIC600点を取るまでにかかる時間 | |||
現在の点数 | 600点まで掛かる時間 | ||
100点 | 1,000〜1,500時間 | ||
200点 | 800〜1,200時間 | ||
300点 | 600〜900時間 | ||
400点 | 400〜600時間 | ||
500点 | 200〜300時間 |
関連記事:TOEIC600点を取るために必要な勉強時間の目安
2.受験日を決める
次に、受験日を決めます。
TOEICの試験は、年10回(1・3・4・5・6・7・9・10・11・12月)行われますので、公式サイトで確認しましょう。
勉強を始める日(できれば今日!)から試験日までの日数を算出します。
日数計算の便利なサイトもありますのでご紹介しておきますね↓。
3.1日の勉強時間を算出
では、1日の勉強時間を計算しましょう。
例えば、現在TOEIC300点で、半年後に受験したい場合。
- 300点から600点に必要な勉強時間=600〜900時間
- 本日(4月8日)から試験日(10月27日)までの日数=200日
- 600÷201=3時間
- 900÷201=4.5時間
以上の計算により、1日の必要勉強時間は3時間〜4.5時間ということがわかりました。
この、必要な勉強時間の差は個人差があります。
よって、勉強が苦手な方は、勉強時間を多めに設定しておきましょう。

1日の勉強時間が算出できたら、
- いつ勉強するか
- 何かやめられることはないか
- 工夫できることはないか
を考えます。
例えば、
- テレビ・ネットの時間を勉強に充てる(1時間)
- 通勤時間は必ず勉強する(1時間)
- 夜寝る前に勉強する(30分)
- 土日は多めに勉強する(平日できなかった分)
このように、今まで使ってきた時間で、どれを英語に回せるかを考えましょう。
無理な計画は、途中で挫折してしまう原因になりますので、必ず勉強出来そうなところで計画することが大切です。
勉強時間の記録はアプリがオススメ
あなたは勉強時間を記録していますか?
記録はモチベーションにもなり、継続する力もアップするので、ぜひ今日から付け始めましょう。
また、先ほど算出した勉強時間の計画達成にも必要です。
記録には、アプリを使うと便利ですよ。
勉強時間記録のアプリ
私が使っているのは「Now Then Free」というiPhoneのソフト。
勉強する項目を追加して、再生をクリックすると、
時間が計測されます。
そして、グラフで視覚的に見ることもできます。
Now Then Time Tracking をダウンロード
androidを使っている方には「Mastery」がオススメです。
英語の勉強を始めるときに起動させ、そのまま時間を保存できます。
3日坊主を予防する習慣化アプリ
勉強を習慣化させるために「Way of Life」というアプリも使っているのでご紹介しますね。
このアプリは、自分が設定したことを続けられたかどうかを記録できるアプリ。
ようするに、三日坊主防止アプリです!
継続日数が表示され、グラフでも確認できます。

ただし、無料版は項目を3つまでしか登録できないのが残念で、項目を追加したい場合は600円で購入する必要があります。
でも、何かを続けたい方にはとてもオススメのアプリです。
Way of Life - Habit Tracker をダウンロード
スタディプラスもオススメ!
勉強の記録には、スタディプラスというアプリもあります。
このアプリの特徴は、同じ勉強をしている仲間と友達になる機能があり、「いいね」をつけることができます。
他の人が頑張ってるから私も勉強しよう!って思えるのでいいですよ。
以下の画像のように、自分で教材を登録して記録することができます。
以上、私が使っているアプリをご紹介してきました。
このように、勉強したことを記録するツールを使うことも、勉強を続けるコツです。
2.自分に合った方法で勉強しているか
本屋に行くと、驚くほどたくさんのTOEICの書籍が並んでいますよね。
うちの近所の小さな本屋さんでもこの状態↓。
さて、TOEIC600点を目指しているあなたは、今どんな方法で勉強していますか?
このサイトに訪れているってことは、きっと独学で勉強されているはず。
でも、独学の方法も色々ありますよね。
例えば、公式問題集で勉強する方法や、その他の書籍、アプリを使った方法もあります。
また、今はインターネットの情報が充実していますので、高得点を取った人の勉強法を参考にしている方もいると思います。
しかし、ここで注意が必要です。
今の勉強方法は、あなたに合っていますか?
高得点を取った人の勉強法は、英語初心者である私たちに合っている方法なんでしょうか。
確かに、経験者の言うことを聞くことはとても大切です。
でも、それが自分に合っている勉強法かどうか、確認しながら進めることも大切なんです。
例えば、私がまだTOEIC300点台だったころ、公式問題集だけをひたすら復習する方法で勉強していました。
しかし、途中でつらくなってやめてしまった経験があります。

そうなんですよね。
この方法は、英語が苦手でなおかつ勉強が嫌いな私には、難しすぎて続かない方法だったんです。
このように、勉強を続かせるためにも、その時の自分に合った勉強法を選択することが大切です。
このサイトでご紹介しているスタディサプリTOEICは、初心者の方にオススメできるスマホアプリです。
勉強の方法から対策、間違いやすいところを動画で解説してくれます。
また、音声も「遅い」が用意されていたりと、初心者がTOEICの勉強を始めるには最適な仕様になっているんです。
でも、この勉強法も合う人と合わない人がいるかもしれない…。
しかし、スタディサプリTOEICは7日間無料で試せるから安心です。
自分には合わないなと思ったら、解約しちゃえばOK!
1週間は料金が掛からないので、試してみることをオススメします。
3.TOEIC対策に有効な勉強をしているか
TOEICは、問題パターンがある程度決まっているテストです。
ですから、どのような問題が出るのか、傾向を前もって知った上で試験を受けることが大切です。
そして、TOEICの問題を使いながら勉強することをオススメします。
もちろん、英語の基礎があれば、TOEIC独自の勉強をしなくてもスコアは上がります。
しかし、初心者の方はなるべく遠回りしたくないですよね。
よって、TOEICの問題を使って、基礎を固めながら勉強を進めることが近道です。
また、TOEICは時間との戦いです。
時間配分や、解き方のポイントなどを先に知っておき、問題を効率よく解いていく必要があります。
よって、何度も受験している講師のTOEIC対策を聞くことをオススメします。
理由は、出題傾向や解き方の対策、注意点などを受ける前に知っておくことで、スコアを上げやすくなるからです。
例えば、TOEICはビジネスに関する問題がほとんどです。
メールやチャット、広告や電話での会話も出題されます。
その会話や文章の流れがわかっていると、頭に入りやすくなり、そして残りやすくなります。
また、TOEICのリスニングは英文が1度しか流れません。
よって、問題の先読みが必要になります。
先読みにも方法やコツがありますので、事前に知っておくことが大切です。
よって、何度も受験している講師のTOEIC対策講義を受けておくことをオススメします。
スタディサプリTOEICでは、対策や傾向などを、カリスマ英語講師である関先生の動画で見ることができますのでオススメです。
4.問題を解いたあと復習をしているか
TOEICの問題を解いたあと、答え合わせをしただけで終わらせていませんか。
もちろん、問題を解く練習をすることは大事です。
しかし「答え合わせをしたらすぐ新しい問題集を解く」を繰り返していてもスコアは伸びません。
必ず解き終わった問題を繰り返し復習する必要があります。
なぜなら、TOEICの出題傾向はパターンがありますが、完全に同じ問題が出るというわけではありません。
よって、英語の能力自体を高めていかないと、たとえTOEIC600点は超えたとしても、その後のスコアは伸び悩みます。
また、問題を解いたとき、正解したものはそのままOKにしてしまう人が多いんですが、これもダメ。
間違った問題も正解した問題も、必ずトレーニングをする
これがとても大事なのです。

トレーニングとは、問題を精読して意味を確認し、わからない単語をチェックし、音読やディクテーションを行うことです。
トレーニングをすることで、頭の中に英語が積み上げられていき、英語の能力が上がっていきます。
問題を解くことは、時間配分の練習と最後まで集中するトレーニング、そして問題傾向の把握です。
そして、解いたあとのトレーニングが英語能力の向上になります。
精読を1回して文章を全て理解した上で、最低でも10回、時間があれば30回は音読をするようにします。
すると、問題の傾向や質問と答えの出し方、そして英語に慣れてきて体に染み付いてきます。

解いた問題の英文は、全て音読するくらいの気持ちで取り組みましょう。
最初は時間がかかって大変ですが、慣れてくるとスラスラとあっという間に読むことができますので、筋トレだと思って練習してください。
5.毎日英語に触れているか
TOEICの勉強で一番大事なことは何でしょうか。
私は、なるべく多くの英語に触れることだと思っています。
英語初心者の方は、とにかく英語を見ることが辛いんですよね!
よって、問題を解くことさえ億劫になり、ますます英語に触れる時間が少なくなります。
これでは悪循環です。
TOEICでスコアを取るには、英語に毎日触れて慣れる必要があります。
最初はわからない単語が多いので大変ですが、続けていけば必ず目も耳も慣れてきますので安心してください。
例えば、私も勉強を始めたころは、英語が嫌いで見るのも嫌でした。

でも、毎日スタディサプリTOEICを使って、英文に目を通したり聞いたりしていました。
すると、目や耳が英語に慣れていくのがわかったんです。
私たちが日本語を話せるのも、同じ過程を経てきたからですよね。
毎日のように日本語に触れ、同じ単語や文章を頭に入れて頭に貯金してきました。
そして、貯金が増えたからアウトプットができるんです。
英語も同じで、まず英語に慣れる。
TOEIC600点を取るにはこれが重要です。
慣れるために、毎日少しでもいいので英語に触れるようにしてください。
続けると必ず力になりますよ。
まとめ
以上、なかなかスコアが上がらない方に、再確認してほしいことを書いてきました。
まとめると、
- 勉強時間は足りているか
- 自分に合った方法で勉強しているか
- TOEIC対策に有効な勉強をしているか
- 問題を解いたあと復習をしているか
- 毎日少しでも英語に触れているか
もし、なかなかTOEIC600点を超えられないなと感じたら、以上のことを見直してみることをオススメします。
特に、勉強時間のところでは、自分に必要な時間の計算をすることによって、計画が立てやすくなることを解説しました。
先が見えると、勉強を続けやすくなりますので、ぜひ一度計算してみてください。
TOEIC最初の壁である600点超えを目指すためには、勉強時間を確保して、基礎力がアップする勉強法が必要になります。
ぜひ、自分に合った勉強法を見つけてTOEIC600点を目指しましょう。