このサイトでオススメしているスタディサプリTOEICには、テキストも販売されています。
もちろん、アプリだけでTOEICに関する全ての勉強を賄うことができますが、テキストも併用して使うことをお勧めします。
その理由は3つ。
- リーディングの勉強は紙面上に印刷された英文が読みやすい
- 書き込みができる
- 単語にマーカーを引くことができる
書き込みをしたり単語にマーカーを引くことにより、テキストが自分専用の単語帳や文法帳になるということ。
スタディサプリを監修しているリクルートは、アプリとテキストを併用して使っている人は、アプリだけ使っている人よりも30点スコアアップしているというデータを出しました。
テキストは別途購入が必要になりますが、時々割引キャンペーンを行なっていますのでその時にまとめて買うこともできます。
今回は、テキストの活用方法について解説していきます。
もくじ
スタディサプリTOEICのテキストって何?
スタディサプリTOEICは、スマホのアプリだけで、TOEICテストに関する全ての勉強ができるようになっています。
アプリの構成は以下の通り。
スタディサプリTOEICの構成
- パーフェクト講義実践問題集 vol.01-10
- 実践問題集NEXT vol.01-10
- TEPPAN英単語パーフェクト講義・英文法編
パート別の攻略法から勉強法、実践問題集から単語、文法まで全てを網羅しています。
会員になれば、一気に全て使えるようになります。
現在このアプリに連動してテキストが販売されています。
スタディサプリ販売中のテキスト
※2019年3月現在
- パーフェクト講義
- パーフェクト講義・英文法編
- 実践問題集 vol.01-10
今後も、実践問題集NEXTの問題集が発売されていく予定です。
※スタディサプリTOEICに登録していなくても、テキストのみの購入が可能です。こちらからご確認ください。
スタディサプリTOEICのテキストを使う理由
私がスタディサプリTOEICを契約した当初は、テキストが1冊も販売されていませんでした。
しかし、動画講義で気になった点や、わからない単語などは書き込みたかったので、テキストをダウンロードして印刷していました。

また、スマホでリーディング問題を読むのが苦痛だったのも理由のひとつです。
例えば、Part7の長文問題をスマホで見てみると、
こんな感じで、すぐ改行になってしまうので読みにくいんです。
文字サイズも変えられないので、特に長文を読むのは大変でした。
この2つの大きな理由から、テキストが出た時にすぐ注文しました。
スタディサプリTOEICはスマホで全て勉強できることが売りですが、やはりテキストがあったほうが勉強しやすいことは確かです。
スタディサプリが、2018年5月に行ったユーザーのアンケート結果をみてみると、パーフェクト講義のテキストを購入したユーザーの満足度は98%という結果が出ています。
ちなみに、私はパーフェクト講義のリーディング(Part5,6,7)と実践問題集の1から8を購入しました。
使い方は、わからない単語にマーカーをしたり、文法のメモを赤で入れたりして自分専用のテキストを作っています。
このように、アプリだけでも勉強はもちろんできますが、併用してテキストも使っていくことで、自分の勉強方法を見出して実力をつけていくことが可能になるんですす。
また、テキストを持っていれば、スタディサプリTOEICの契約期間が終わっても復習することができます。
もしすでに、スタディサプリのアプリを使って勉強を始めており、テキスト購入に迷っている方は、ぜひ併用して使うことをオススメします。
また、これから始める方も、テキストを購入して勉強を進めていきましょう。
テキスト購入のオススメポイント
それではここで、スタディサプリTOEICのテキストお勧めポイントをご紹介します。
紙質と大きさ
紙質と大きさなんてそんなの重要ではないと思われがちですが、実は結構大切なポイントです。
例えば、TOEIC主催会社であるETSが出版している公式問題集があります。
公式というだけあって、本番と同じ音声のCD(vol3はダウンロードも可能になりました)が付いていて、本番さながらの模試を受けることができます。
1冊に3回分のテストが入っているのでボリュームがかなりあります。
しかし、その分大きくて重いんですよね。
よって、持ち運びには向いておらず、家で使う問題集になります。
しかし、スタディサプリの問題集はA5サイズ。
A5はA4の半分の大きさなので、電車の中で読むには丁度いいサイズです。
そして、テスト1回分が1冊の問題集になっているので、厚さも丁度よく、重くありません。

また、薄いけど丈夫な紙が、紙フェチの私にはたまらなく魅力的なのです。
テキストの仕様
大きさや紙質も大事ですが、それ以上に中身が大事ですよね。
パーフェクト講義のテキストは、それぞれの例題に講義ページがついています。
関先生の動画を見ながら、テキストで勉強することができます。
また、実践問題集のテキストは、最初に問題がまとめられているので、本番のように模擬テストを受けることができます。
後半のページにまとめて答えと解説が載っています。
以下の画像は解説部分です。
解説リスニングとリーディングのスクリプトが全て載っていますので、答え合わせをした後の!音読やリーディングは解説を使って練習しています。
自分専用の単語帳にする
わからない単語に蛍光ペンをひいておくと、自分だけの単語帳になります。
この方法がお勧めな理由は、単語を長文の中で確認することによって、短文の例で覚えるよりもイメージが湧きやすく、覚えやすくなるからです。
単語帳で覚えていくやり方が続かない方や苦手な方は、この方法を一度試してみてください。
長文を読む練習にもなり、なおかつ単語も頭に蓄積されるという、一石二鳥の方法です。
間違ったところをチェックしておく
最初に模試を行い、答え合わせをしたときに、間違ったところにチェックをつけておくと、あとで復習ができるのでとても便利です。
チェックをつけておかないと、復習するときに、わかる問題も再度解いてしまうので、時間が無駄になります。
よって、必ず印をつけておきましょう。
※スタディサプリのアプリに、最近「あとで復習する」という機能が追加されました。
しかし、現在はまだチェックが出来るだけで、復習ができません(単語の復習は可能)。
今後、アプリがアップデートされるときのために、チェックを入れておくことをお勧めします。
スタディサプリTOEICのアプリのいいところは、利用者から頻繁にアンケートを取り、アプリが改善されていくところです。
こういった細かいところも、スタディサプリTOEICは勉強しやすいアプリです。
テキストの具体的な使い方(実践問題集編)
それでは、実践問題集の使い方をご紹介します。
まずは、本番と同じように模試形式で解く準備をしましょう。
アプリにも音声はありますが、練習用になっているので、ボタンを押さないと次に進みません。
しかし、ダウンロードの音声は、試験と同じように45分のリスニングが流れるテスト形式になっていますので、最初はこれを使います。
テキストを購入すると、2ページ目に音声ダウンロードのURLが書いてあります。
データを、スマホかパソコンにダウンロードします。
実践問題集の勉強法
- ダウンロードした音声を使って、一度本番と同じように時間を計ってテスト
- 答え合わせをして、間違った問題にチェックを入れる
- リスニングパートはスマホのアプリを使って何度も聞く
- もうこれ以上聞き取れないと思ったら英文をチェック→テキストに蛍光ペンで聞き取れなかった単語に線を引く
- 音読(実践問題集では20回)
- リーディングパートは、3回読んで全体の意味を頭でイメージ
- わからない単語に蛍光ペンでマークをして、訳文の日本語にもマークしながら読む
- 英文を精読→文法など、気をつけたいものは赤でメモ
- 10回読む
- 全部読み終わったら通し(Part7ならPart7を最初から最後まで)で10回読む
全部をこなすのは大変ですが、とても力が付く方法です。
繰り返しになりますが、以下のことを必ずしておきます。
- 間違った問題にチェックを入れる
- わからない単語に蛍光ペンで印をつける
- 調べた文法などを記入しておく
これをしておくだけで、
- テキストが自分の弱点が詰まった参考書になる
- 復習するときに間違った問題のみを見直すことができる
といった利点があります。
そして、ここまで勉強すると、テキストが使い込まれた感じになると思います。
そうすることで愛着も湧きますし、これだけやったんだという自信にもなりますよ。
まとめ
以上、スタディサプリTOEICのテキストについて書いてきました。
スマホの画面も大きくなっているので、英文も読みやすくなっていますが、やはり改行が少ない分、紙のほうが読みやすいのは否めません。
特に、リーディング部門が苦手な方は、テキストを使って何度も読む練習をすることをオススメします。
最初は、アプリの他にテキスト代もかかるの?と思いましたが、半額キャンペーンも頻繁に行っていますし、半額でなくても買う価値はあります。
ぜひ、テキストとアプリを併用してTOEIC600点を目指しましょう。