パート別対策と勉強法

TOEIC Part5の特徴と解き方を具体的に解説

TOEIC Part5は、リーディング最初のパートで穴埋めの問題形式です。

このPart5は、得意な人と不得意な人が極端に分かれるパートで、中学高校の英語が比較的好きだった方は、このパートが好きという傾向にあります。

しかし、私のように学校の英語が全く出来なかった人は、苦手意識がなかなか取れないパートでもあります。

今回は、英語が苦手な方向けに、Part5の特徴と解き方を解説していきます。

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TOEIC Part5の特徴

TOEICPart5特徴は以下のとおりです。

TOEIC Part5の特徴

  • 問題数は30問
  • 品詞系・文法系・語彙系が約10問ずつ出題
  • 穴埋め形式の問題(選択肢は4つ)

どんな問題が出るのか

Part5問題は、穴埋め形式の問題で、品詞・文法・語彙のそれぞれ約10問ずつで出題されます。

スタディサプリTOEICの講師である関先生によると、このPart5には、TOEICからのメッセージが込められているんだそう。

TOEICからのメッセージ

  • 品詞をちゃんと覚えなさい
  • 文法をちゃんと勉強しなさい
  • 単語をちゃんと覚えなさいそうすれば、必ず英語はできるようになりますよ!

確かにそうなんですよね。

私のような英語が苦手な初心者でも、英語を勉強していると、品詞、文法、単語が重要だなと実感します。

では、それぞれ詳しくみていきましょう。

品詞を覚えると意味が正確にわかる

品詞って、意外と曖昧に理解している人って多いんですよね。

もちろん私は曖昧どころか、英語の勉強を始めるまでは日本語の品詞さえよくわかっていませんでした。

トウコ
品詞って何?って状態…

品詞とは、

  • 名詞
  • 動詞
  • 形容詞
  • 副詞

のことで、国語の時間に勉強したはずですが、母国語は自動的に品詞を使い分けているので、改めて英語の品詞を問われたときに「?」となってしまいました。

英語はまず、品詞を理解することがとても大事です。

文法を理解する上でも、品詞の理解がまずあってから、文法ができるようになると言っても過言ではありません。

品詞については別記事に詳しく書きましたので参照してください。

参考記事:

単語は必須

TOEIC600点を取るためには、やはり単語を覚えることも必要です。

特に英語が苦手な方は、単語を覚えるのが苦手っていう方が多いんです。

トウコ
単語、めちゃくちゃ苦手!!

私も、なるべく避けて通っていたのが単語の勉強でした。

嫌な理由のひとつに、覚えられない自分の頭の悪さを自覚させられるというのがあります。

何度覚えても忘れてしまうので、

「こんな自分には英語なんて無理」

って気持ちが大きくなってしまうんですよね。

モチベーションが続かなくなる原因なんです。

でも、TOEIC600点を目指してみて、やはり単語は全ての勉強に平行して行うべきだなと実感しています。

シャドーイングやディクテーションによって、英語の耳ができて聞き取れるようになったとしても、単語の意味がわからないと文章の理解はできません。

リーディングは、わからない単語があればあるほど、読んでいるうちに頭がぼーっとなって、結局何を言っているのかわからなくなります。

これは、日本語に置き換えても同じですよね。

難しい本というのは、単語が難しくて理解できないから難しいんです。

ですから、単語は避けて通らないほうがいいと断言します。

参考記事:英単語の勉強は必要なの?TOEIC600点を取るために考えること

文法は必要なの?

英語は文法の勉強も必要です。

トウコ
結局全部必要じゃん…

はい、そうなんですよね。結局全部必要なんです。

私も、できれば単語と文法の勉強は避けて通りたくて、なるべく楽な方へ楽な方へと歩こうとしてきました。

しかし、結局途中でつまづいてしまうんです。

土台がしっかりしていないと、上にいくら良いものを乗せたとしても、グラグラしてしまいます。

文法と単語は英語にとって土台。

よって、文法も必要なんです。

ただ、600点であれば中学校の英文法で十分です。

私も今だに高校の文法は理解していませんが、英文もだいぶ読めるようになっています。

英文法はテキストを1冊買って読むのもいいですし、スタディサプリTOEICに付属している「基礎英文法」で一度復習することをオススメしています。

TOEIC Part5解き方のポイント

TOEICPart5の解き方には、3つのポイントがあります。

TOEIC Part5の解き方3つのポイント

  • 制限時間は10分で1問20秒以内に解く
  • 先に選択肢を見て何の問題か把握する
  • 語彙問題はわからなければ捨てる覚悟で!

それぞれ詳しく解説していきます。

制限時間は10分で1問20秒以内に解く

リスニング問題が終わり、Part5からリーディング問題に入ります。

リスニングが終わって「これからリーディングが始まりますよ」などのアナウンスはありませんので、Part4が解き終わったらすぐPart5を解き始めます。

ここで大事なのが制限時間です。

リーディングは自分のペースで解く必要があるので、時間をいつも考えるようにします。

特にTOEICを受け始めたばかりの方は、Part5に時間をかけ過ぎる傾向にあります。

私も最初はPart5に相当時間を取られてしまい、Part7は15問中5問しか解けなかったこともあります。

ひどかった!

本当に、自分にビックリしました。

塗り絵をするのも大変だったんです。

Part5は、リーディングの最初の問題なので、つい「ちゃんとひとつずつ解こう」と思ってしまいます。

しかし、Part7のほうが点数が取りやすいということを頭に入れて、Part5に時間を掛けないようにすることを頭に入れておいてください。

先に選択肢を見て何の問題か把握する

Part5の問題は、先に選択肢をさっと見て、文法系の問題なのか、単語の問題なのかを把握します。

意味の違う単語が選択肢に並んでいる場合

選択肢に、それぞれ意味の違う単語が並んでいる場合は単語問題です。

単語問題では、最初から意味を取りながら読み、空欄に入れる適切な単語を選択します。

意味の違う単語とは、以下のような選択肢のことです。

(A) style
(B) procedure
(C) sample
(D) approach

同じ単語の品詞が違う選択肢が並んでいる場合

選択肢に、同じ単語が違う形で並んでいる場合は品詞問題で、空欄に名詞か動詞か形容詞か副詞のどれが入るのかを問われます。

(A) suited
(B) suitable
(C) suitably
(D) suits

以上のような問題であれば、品詞問題です。

品詞問題は、意味を考える必要はありませんので、前後の単語を見て答えてしまいましょう。

一番早く回答できる問題で、10秒も目標にします。

参考記事:品詞問題の記事

その他文法系の問題

単語と品詞以外の問題は、様々な文法の問題が出題されます。

例えば、動詞問題や前置詞 or 接続詞問題、代名詞問題などです。

詳しい内容は、以下の記事を参考にしてください。

参考記事:

TOEIC600点を目指す場合は、全て解答できなくても大丈夫という気楽さで、文法問題も解いていくことが大事です。

語彙問題は捨てる覚悟を決める

Part5の語彙問題は、文法の前置詞・接続詞問題なども含めると、割合はかなり多くなっています。

TOEIC600点を目指している初心者の方は、圧倒的に単語力が足りないので、この語彙問題を解くことはかなり難しくなります。

選択肢を見て、ほとんどわからない単語が並んでいるようなら、もう捨てて適当にチェックをして次に進んでしまうことをオススメします。

語彙は考えても出てくるものではありません。

ゆっくり考えればわかる問題であれば、少し時間をかけることもありですが、見たこともないような単語の意味は、考えても出てくることはありません。

よって、このような問題に時間をかけることは、とても無駄になってしまい、解けるPart7の問題を捨てることになってしまいます。

とにかく、Part7のほうが解きやすいということを頭に入れて、わからならなかったら適当に答えるという覚悟を決めましょう。

そして、時間をPart7で使うことをオススメします。

この記事の参考図書

新TOEIC TEST入門特急とれる600点 TEX加藤著
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公式TOEIC Listening & Reading問題集  Educational Testing

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まとめ

以上、TOEIC Part5の概要と解き方について解説してきました。

Part5はリーディングの最初のパートなので、つい時間を掛けて解いていきたくなります。

でも、ここで時間を掛けてしまうと、Part7で全く時間がなくなるということが起きます。

600点を超えるまでは、Part5はあまり重要視しなくても大丈夫。

中学校の文法と単語力で解けるものだけ解き、あとは捨てる覚悟でいきましょう。

600点を超えてから、さらに上の文法や語彙を勉強していくことをオススメします。

 

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