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TOEICは書き込み一切禁止!解答を間違えないために必要なこと

TOEICで禁止されている行為のひとつに「書き込み禁止」があります。

解答用紙にはもちろんのこと、問題冊子にも何も書いてはいけません。

しかし、リスニング問題で解答に迷ったとき、印をつけておきたいことがあります。

今回は、リスニング問題中に使える「メモを取らなくても大丈夫」なテクニックを解説していきます。

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TOEICは書き込み一切禁止

TOEICの試験中、解答用紙にも問題用紙にもメモを取ることは禁止されています。

理由は以下のとおり。

  • 試験問題の漏洩を防ぐため
  • メモを取らないという同じ条件下で英語能力を測定するため

試験問題の漏洩防止

TOEICテストの問題は非公開ですが、問題を外部に持ち出す行為が見られるようになり、メモを禁止するようになったと言われています。

また、同じ問題が少し形式を変えて出題されることがあるため、問題が外に出ることはとにかく避けたいというのが理由だと思われます。

同じ条件で英語能力を測定

もうひとつの理由は、本当の英語能力を測るためにメモを取らないということ。

これは、リスニング問題でお店での会話やラジオ放送などが出題されますが、実生活においてそのような場面に出くわした場合、メモを取ることはほとんどできませんよね。

TOEICでは、実際の環境と同じように試験を受けてもらうこと、さらに全員が同じ条件の下で解答することによって、受験者の英語力を測定するようにしているんです。

よって、「あとで消すから大丈夫」とかもダメなので、絶対に書き込みはしないでくださいね。

書き込み禁止だとリスニング中に困ること

書き込み禁止でリスニングを受けると、Part1の写真描写問題とPart2のときに困ることがあります。

具体的に解説すると、Part1とPart2は選択肢が問題冊子に記入されていないため、自分の頭の中だけで解答をしていく必要があります。

Part1は選択肢が4つあり、

(A) They're cleaning the window..
(B) They're moving some table.
(C) They're sitting at a floor.
(D) They're entering a meeting room.

のように読み上げられます。

例えば選択肢である(A)が流れたとき、「正解じゃない」と確実にわかったらその印をつけたいですよね。

また、(B)の選択肢が流れたとき、正解か不正解か微妙…次の選択肢を聞いて判断しよう…っていうことはよく出てきます。

実際のTOEICテストでは、似たような発音の単語を入れたりとか、微妙な発音の違いだけで判断しなければいけないことがありますので、印をつけたいと思うことが多いんですよね。

しかしTOEIC中はメモ禁止。

そこで対策があります。

ペン先で候補を確保しておく

それは、ペン先を使う方法です。

ペン先を使う方法(例)

  • 問題文が流れ、その後に(A)の選択肢が流れた時、ペン先を(A)の部分に置いておく
  • (A)が確実に不正解だとわかったら、すぐ(B)にペン先を移動させる(消去法)
  • もし(A)が正解かも?と思ったらペン先は(A)のまま(暫定)
  • 次に(B)が流れ、こっちが確実に正解だと思ったら(B)にペン先を移動させる
  • (C)(D)が流れて不正解だと思ったらペン先は(B)のままで、最後に(B)を塗りつぶす

まとめると、選択肢を聞きながら、ペン先を正しいと思う選択肢に移動させていくということ。

そして最後にペン先がある場所をがーっと塗りつぶして次の問題の選択肢Aにペン先を移動させます。

これは、金フレでお馴染みのTEX加藤先生の書籍、TOEIC L&R 入門特急とれる600点で知った方法です。

あなたはご存知だったかもしれませんが、私はこの本を読むまで知らなくて、頭の中で正解がAだと思ったら「A,A,A」と唱えながら聞いていました。

しかしこれって忘れるし大変だし集中力なくなるし迷うし、いいことありませんでした。

「なんでメモしちゃいけないの!」

と逆ギレ状態。

でも、この方法を知ってからPart1とPart2が楽になりました。

ただでさえ英語が苦手で受験する苦痛の中、なるべくストレスは減らしたいですよね。

もしあなたがまだこの方法を試していなかったら、ぜひ次の試験から活用してみてください。

トウコ
絶対オススメです!

まとめ

以上、TOEICは書き込み一切禁止な理由と、そのための対策について解説してきました。

気がつきそうで意外と気がつかないことってありますよね。

「あー確かに!」

ってなることって多いなとこのことで感じました。

TOEICテストは2時間の長時間でストレスや疲れもとても多くなる試験。

できることはなるべくやりながら試験を受けることをオススメします。

 

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